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w杯ポーランド戦・2大会ぶり3度目の決勝T進出…日本の戦い方に賛否・世紀の“茶番”「次のラウンドでボコボコにされればいい」

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日本代表はポーランドとのロシア・ワールドカップグループリーグ最終戦に敗れながら、フェアプレーポイントにより、決勝トーナメント進出を決めた。しかし、この戦い方に英『BBC』の解説陣から強烈な反発を受けている。

 

2大会ぶりの決勝トーナメント進出をかけたポーランド戦。セネガルがコロンビアにリードを許している状況を受け、日本は0―1で負けているにもかかわらず、後半40分ごろから攻めることなくボールを回し続けた。セネガルが負ければ、フェアプレーポイントにより1次リーグ突破が決まるためだが、会場からは容赦ないブーイングが飛び、ネットでは賛否の声が分かれた。

 

他会場のセネガル対コロンビアの試合でコロンビアが1-0とリードしていたとはいえ、もしもセネガルが追いつけば日本は敗退となる。大胆な賭けだった。

 

リスクはあった。セネガルが最後に追いついていれば日本は敗退が決まるという紙一重の展開。「その可能性はあった。だからホッとした」。他力本願の賭けに勝った西野朗監督の異例ともいえる指示に「西野さんはリスクを取りに行った。個人的には、結果的に素晴らしい采配だったと思う」と指摘した本田は「僕が監督でも、この采配はできなかった。そう客観的に見ていた自分もいた。結果がすべてなので、西野さんはすごいなと思った」と、ただただ感嘆した。

 

選手たちは戦術をまっとうした。後半終了間際に投入され、ボール回しの中心を担ったMF長谷部は「他会場の情報も入れていた。見ている方にはもどかしいサッカーになったけど、これが勝負の世界」と言い切った。DF長友は「難しい状況で、サポーターの反応も難しい試合だったが、最終的な僕たちの目標は前に進むこと」という。

 

一方で、自力で突破が決められる勝ち点を狙わず、警告数の差のみで決勝トーナメント進出を狙う戦術に、ネット上の賛否は分かれた。

 

引き分け以上で2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決まる日本は、第2戦からスターティングメンバーを6人変更。GK川島永嗣、DF酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、酒井高徳、長友佑都、MF柴崎岳、山口蛍、宇佐美貴史、FW岡崎慎司、武藤嘉紀の11人が起用された。

 

日本は13分に武藤が、16分には酒井高がエリア手間からミドルを狙ったが、枠を捉えたシュートはいずれもGKにセーブされた。一方、32分はピンチを迎える。ポーランドが右サイドからクロスを入れると、ゴール前のカミル・グロシツキが頭で合わせる。だが、ここはGK川島が好セーブで防いだ。

 

試合が動いたのは59分。ポーランドがエリア手前中央やや左寄りの位置でFKを得ると、キッカーのラファウ・クルザワがゴール前へクロスを入れる。このボールをヤン・ベドナレクがダイレクトで叩き込み、ポーランドが先制した。

 

自力突破のために1点が必要となった日本は65分、宇佐美に代えて乾貴士を投入したが、なかなかチャンスを作ることだできない。それでも同時刻開催のセネガル代表対コロンビア代表戦でコロンビアがリードを得たことで、1-0の敗戦でも突破が決まる状況に。すると日本はパス回しで時計の針を進める作戦に出る。

 

日本代表はポーランドとのロシア・ワールドカップグループリーグ最終戦に敗れながら、フェアプレーポイントにより、決勝トーナメント進出を決めた。しかし、この戦い方に英『BBC』の解説陣から強烈な反発を受けている。

 

アナリストを務めるマーク・ローレンソン氏は、フェアプレーポイントにより順位決定について否定的な見解を示した。

「結局はとても残念な試合となり、茶番に変わった。もっとワールドカップで順位を決める良い方法があるはずだ。抽選? いやノーサンキューだね」

一方、元北アイルランド指揮官のマイケル・オニール氏は、西野朗監督が選んだ消極的な戦術に信じられないといった様子だ。

「監督として他のチームの試合結果に全てを委ねるのは唖然とさせられるね。日本にはここまで良い意味で少しスポットライトが当たっていたが、私は次のラウンドでボコボコにされるのを望んでいる」

 

元エヴァートンの選手であるレオン・オズマン氏も同様に日本の戦い方を口撃した。
「日本は良くない出来だった。6人のメンバー変更がそうさせたのだろう。西野監督は明らかにコロンビアが勝つことを期待し、重要な選手をベンチに置いたままにした」

「長谷部が入り、試合をスローダウンさせた。彼はイエローカードの差で突破できることを味方に伝えたのだろう。最後の5、6分は…。両チームとも下がり、ボールを奪おうとしなかった。本当に残念な結末だよ」

「本当に最後の10分は恥ずかしいような展開だった。ワールドカップでは見たくなかったし、茶番だよ」

 

だが、その一方で、「試合終了のホイッスルから1、2分後、ニュースが飛び込んだ。セネガルがコロンビアに敗れ、日本が計算した賭けは成功した。サマラで試合後半に同点となれば、日本のわざとゆっくりした戦略はこっけいな失敗としてさらされるところだった。だがある点で、これはトーナメント全体で彼らが見せてきたやり方を具現化していた。敗戦でも賢明さと勇気を見せ、彼らに与えられた疑いのない幸運をつかむことを許された」とも記した。

 

また解任されたハリルホジッチ監督の後を受けて立て直した西野監督の手腕を「日本は機能障害を起こしたロッカールームの状況やベテラン選手との衝突という噂でヴァヒド・ハリルホジッチが解雇された数カ月前に混乱を見せていたチームだった。この短い数週間で西野・元技術委員長は主体性、戦略、戦うスタイルをチームにもたらした。落ち着いたビルドアップだが、切り替えは情け容赦ない速さで、日本はこの大会で多くを驚かせ、次に対戦するベルギーでも、かなりの脅威にさらされるだろう」と絶賛した。

 

さらに「西野監督は他の部分でも賭けに出た。彼はポーランドがリードを取り、日本が敗退する可能性があったつかの間でさえ、聞きなれた名前の本田圭佑と香川真司をベンチに残した。彼はセネガル相手にミスを犯したゴールキーパーの川島永嗣への信頼も保ち、それは素晴らしいセーブとなって報いられた」と、決勝トーナメントに向けて主力を温存させ、GK川島に自信を取り戻させた西野監督の采配に高い評価を与えた。

 

記事は決勝トーナメントについても考察。
「この試合は彼らの最高のパフォーマンスとはならなかったが、終わってみれば彼らには必要ではなかった。ワールドカップで、しばしばノーマークされる一方で、彼らの素晴らしいファンと少なくとも試合終了まで続く惜しみないエネルギーは日本の存在を大会で示している。ベルギーは彼らを軽く見れば危険を覚悟しなければならない」と締めくくった。

 

とはいえ、「サッカーはエンターテインメント。結果主義ではダメだと僕はずっと思っている。結果を出さないとだれも俺の発言を聞いてくれないので、結果だけを追い求めてきているけど、本当はダメ。いいサッカーをしてナンボなんですよ、サッカーって」という本田にとって、終盤の大ブーイングは心に刺さるものがあった。

「ブーイングを送っていた、面白いサッカーを見たかったファンには申し訳なかった」。それでも、決勝トーナメントに生き残るという“結果”がこの日ばかりは何よりも重要だった。「次に進まないと、次にいいサッカーをしてファンを喜ばせることはできない。そこは理解してほしい」。日本国内、そして世界中のサッカーファンに理解を求めた。

 

元日本女子代表のFW永里優季はツイッターで「この戦い方、自分たちの(2012年)ロンドン五輪グループステージ第3戦の南アフリカ戦を思い出す」とつぶやいた。あえて2位通過するために引き分け狙いで挑んだ試合は批判も浴びた。「0―0で引き分けて決勝トーナメント進出決めて、最終的には決勝まで行ったわけだけど……結局は、結果論なのかな」

 

賛否があろうと、世界の話題をさらうだけの存在感を日本は示したのかもしれない。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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